こんにちは。先日、片目を開いたり閉じたりすると痛みを感じるようになり、バンクーバーでウォークインクリニックを受診したmiaです。
今日のブログでは、ウォークインクリニックの受診方法や聞かれたことなどを書いていきたいと思います。
今後ウォークインクリニックを受診する予定がある方が、受診までの流れをつかめたり、クリニックに行く準備をすることができるような記事になればと思います。
もくじ
ドクターに何を診てもらいたかったの?
ある木曜日の夜に、左目の瞼に違和感が出始め、瞬きをすると痛みを感じるようになりました。
見た感じ、瞼になにか出来ているわけでも赤くなっているわけでも、充血しているわけでもありませんでした。
そのため、ものもらいなのか、結膜炎なのか、何が起きているのか自分ではわかりませんでした。
その日は、目に日本から持ってきていた抗炎症作用のある眼軟膏を目に入れて寝ました。
次の日(金曜日)の朝、昨日よりも目が痛くなっていて、腫れていて目があけにくくなっていました。ですが、コロコロした出来ものができているわけでも、赤くなっているわけでもなかったので、このまま抗炎症作用のある眼軟膏を使って良くなるのかがわかりませんでした。
金曜日だったので、土日にもっと症状が悪くなった場合、病院に行くことが難しくなりそうだなと思い、金曜日の朝起きてすぐ、ウォークインクリニックに行くことにしました。
目の炎症の診療を受けるには
ここで、カナダ・バンクーバーの医療システムについて少し調べる必要がありました。
カナダでは、初めから専門の科にかかることはできず、ウォークインクリニックでほとんどの症状を対応しており、必要に応じて専門医への紹介をするというシステムだということは知っていました。
ただ、眼科や歯科は別だったような記憶があり、眼科はどのように受診したらよいのかを調べました。
結論としては、私のような目の不快感・違和感など(後述しますが、目の炎症を起こしていました)の症状なら眼科もウォークインクリニックでOKでした。メガネを作る処方箋がほしいなどの場合は眼鏡屋さんに併設されている眼科(検眼医のいるところ)に行くようです。また、眼鏡屋さん併設の眼科を少し調べてみると、目の定期検診なども受けられるようでした(私が見たサイトでは130ドルくらいだった)。
家の近くのウォークインクリニックを探してみた。
次に、どのようにクリニックを探したのかを書いていきたいと思います。
まずは日本語でバンクーバーにある病院を検索してみました。
すると、日本語の医療通訳サービスが受けられる(有料)メインランドクリニックというクリニックが紹介されたブログ記事などがいくつか出てきました。英語での診察に不安のある方は、医療通訳サービスも提供しているこちらのクリニックが良いかもしれません。
私の場合は、特定の症状についての診察程度なら英語でも大丈夫だと思っていたので、家から近いウォークインクリニックをGoogle mapで探しました。
(既往症の薬の処方箋を貰うための診察は英語だとハードルが高いと思い、日本人医師の診察を受けた経験があります。→【カナダ留学生活】バンクーバーで日本人医師のバーチャル診察を受けたレポート。)
金曜の朝、Google mapで見つけたクリニックがオープンする時間を目安に行ってみると、すでに3人がクリニックの前に並んでいました。
並べば診てもらえると思い、後に並んでいたのですが、クリニックの中から出てきたスタッフに「ウォークインで並んでる?うちは今は予約がないと受診できないよ。最短で来週だよ。」と言われてしまい、診てもらえませんでした。
私の他に並んでいた人たちもウォークインでの受診だったようで、それを聞くとすぐにクリニックから離れていきました…。
そのクリニックのHPを見ても、そんなことは書かれていないので、最近受診のシステムが変わったのかもしれないと思いました。
仕方がないので、バスに乗って少し離れたところにあるウォークインクリニックに行きました。そのクリニックもGoogle mapで見つけました。
行く前に、今日診察を受けられるか聞くためにクリニックに電話を掛けたのですが繋がらなかったので、そのまま直接受付に行くことにしました。
ウォークインクリニックの受付
ウォークインクリニックについて、受付に行き、予約なしでも今日受診できますか?と聞きました。
すると、「大丈夫。MSPはある?」と聞かれました。
私はMSPのカードを持っているので、それを提示し、問診票に必要事項を記入しました。
問診票には、名前・住所・電話番号などの基本情報の他に、飲んでいる薬があるか、アレルギーがあるか、受診した理由はなにかを書く欄がありました。また、処方を受ける薬局を書く欄があったので、以前利用したことがある薬局を調べて記入しました。特別難しいことはなく、問診票を受付に提出して、受付完了。
1時間半ほど待つということだったので、近くのスタバへ。
自分の順番の少し前になったら受付の方が電話をしてくれるとのことだったので、甘えました。
電話が来たのは1時間45分後くらいでした。私みたいにウォークインで当日に受付する人もいれば、予約の方もいるので、中々早く呼んでもらった方かなと思います。
スタバから病院に戻り、待合で少し待っていると受付の方から何番の部屋に入ってと言われたので、言われた番号の診察室に入ってドクターを待ちました。
診察室の雰囲気は↓こんな感じでした。診察室は3つくらいありました。(家族に病院どんな感じ?と聞かれていたので、ドクターが診察室に来るまでの待ち時間で診察室の写真を撮っていました。)
ウォークインクリニックでの英語の診察
ドクターが診察室に入ってくると、名前と生年月日を聞かれます。おそらくパソコンに表示されているカルテと同じ人か、確認のためだと思います。
その後、どんな症状があるのかを聞かれました。覚えている限り、詳細に会話文を書き起こしてみます。
(私)「昨日の夜から左目の瞼のあたりが、瞬きするときに痛みます。少し腫れていて、目が開けにくく感じます。」
(Dr)「上のまぶただけ?ちょっと見てみるね。」
(私)「そうです。」
(診察室には日本の眼科にある目を確認するライトが備え付けられており、そのライトを使って目をチェックしてもらいました。顔を少し天井に向けて、上を見て、右を見て、左を見て、など指示をされるのでその通りに顔や目を動かします。)
(Dr)「何かしたの?」
(私)「分からないです。だけど、左目の視力だけが悪いので、左目だけコンタクトをいつもつけています。」
(Dr)「瞼の裏を見たところ、炎症が起きているので、それが原因だと思う。見え方に変化はある?」
(私)「ありません。炎症というのは、ものもらいみたいなことですか?(この聞き方のせいで、ものもらいなのか、目の炎症なのか断定できないという事態に…)」
(Dr)「そのとおり。抗菌作用のある目薬を出すよ。5日くらいで良くなると思うけれど、治らなかったらまた来てね。目薬の扱い方は、薬局で説明を聞いてね。」
(私)「コンタクトやアイメイクは控えた方が良いですか?」
(Dr)「コンタクトは目薬の作用を妨げたり、炎症がひどくなる可能性があるから駄目。アイメイクはしても良いよ。」
(ドクターが診察室にあるプリンタで処方箋を印刷して、渡してくれる。お礼を言って、退室。)
という流れでした。処方箋を受け取ったら、MSPは診察が無料なのでそのまま出口へGO。受付の人にもお礼を言って、支払いなしで薬局に向かいました。
私が、診察のときに英語で「ものもらいみたいな?」と聞いてしまったので、ものもらいみたいな目の炎症なのか、ものもらいの一種なのかが判断できないまま診察を終えてしまったことが反省点です…。言葉って難しい。
ちなみに私の英語のスピーキング・リスニングのレベルですが、ネイティブキャンプ・DMM英会話でオンライン英会話のレッスンを受ける際にはレベル7から8の教材を使っています。これで判断が付くかは分からないですが、参考までに…。
薬局で目薬を貰う
近所の薬局についたら、受付窓口で処方箋とMSPを見せます。すると、15分くらいで用意するので待っていてと言われました。
1度使ったことのある薬局なので、私のデータは登録済みなのか、特に何も聞かれませんでした。初回時はいくつか質問をされました。(気になる方はこちらの記事をご覧ください→【カナダ留学生活】バンクーバーで日本人医師のバーチャル診察を受けたレポート。)
時間になったら、薬局の受け取り窓口に行き、目薬を受け取りました。
目薬の使い方(使う前に振る、1日3回までなど)の説明と、コンタクトは目薬をさしてから5分くらい時間をおけば付けてお良いけど、アイメイクは瞼を擦るからしちゃだめだと言われました。ドクターと言っていることが逆だったので、しばらくコンタクトもアイメイクもしないことにしました。
もらったのはこの目薬です。目薬代は25ドルくらいでした。
そして、この目薬を使って4日くらいでスッキリ治りました〜!よかった!
さいごに
今日のブログでは、バンクーバーで眼科の診察を受けた話でした。
今回は普通に英語で診察を受けたため、特にどこのウォークインクリニックかは明記しませんでしたが、
ウォークインクリニックと謳っていても予約制のところもあるので、事前に電話で当日に診察を受けることができるのかは問い合わせた方が良いと思います!
何も体に不調が出ないことが一番ですが、もし診察を受けたいというようなことがあったときに、少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。