カナダで業界未経験からデベロッパーとして就職して10ヶ月経ったので、いろいろまとめてみる(仕事、生活の満足度 転職活動)

今日のブログは、情報をまとめるブログではなく、私の思っていることや展望などをまとめるブログです。

どちらかというと、noteの記事のようなイメージで書いていきたいと思います!

経歴

まずは、私のことを知らない人にもわかるように簡単に経歴をまとめてみます。

日本で大学を卒業したあと、自動車関係の会社で事務職をしていました。

特に英語を勉強してきたわけでもなく、日本で働いていたときは英語を使う仕事でもなかったので、英語は独学とポテンシャルでどうにか…流暢ではないですが、どうにかなっています。

バンクーバーに渡航して、CICCCというカレッジのweb developmentコースに入学。入学から11ヶ月目でカナダの一般企業(Tech企業じゃないよ)のIT部署でJunior Software developerとして採用され、働き始める。

現在、その会社で働き始めて10ヶ月目です。

こうやって文字にしてみると、カナダでデベロッパーになることを目標にしている人にとってはシンデレラストーリーのように聞こえる気がするのですが、実際にはドレスを自分で布から用意してネズミや鳥の力を借りずドレスを仕立てて、魔法をかけてくれる魔法使いは存在せず、自分でガラスの靴も用意して自力でお城までたどり着き、落としたガラスの靴も自分で拾いに行って対処するシンデレラになるというイメージですかね。誰かがなんとかしてくれる、教えてくれる、助けてくれる、ということは中々起きにくいので、自分の貯金を切り崩しながら1年後に就職しないと飢えるという危機感をもって過ごしていました。個人的には私の状況は来てみたらどうにかなった、とも言えますが、”どうにかした”、の方がしっくりきます。

 

渡航前の目標

私の渡航前の目標は、”カナダのローカル企業”でfront-end developerとして働くこと、でした。

もっというと、カナダのEdTech企業で働く、という目標も立てていました。カナダについて、コロナのためホテル隔離をしたのですが、その期間中にお世話になっているエージェント、Frogの方とzoomで話す(オリエンテーション的な)機会があり、そのときにもEdTech企業で働きたいと言った覚えがあります。

そして、永住権を取る気はなく、キャリアをカナダで変えてから日本に帰国していい感じの会社に入れたら良いな〜みたいなことを考えていました。

 

カナダでキャリアチェンジをすることについて、渡航前に想像していた難易度と実際のギャップはあったか

渡航前に想定していた難易度

私は渡航前にFrogさん(エージェント)のオンライン説明会に参加し、申し込みに際して1対1でも相談にのっていただきました。

そこで、私の予算(予算が学費生活費渡航費込で300万-400万ほどだったので公立カレッジなんて無理だった)や年齢などを加味してカレッジ1年co-op1年、ワーホリ1年を使って就職を目指すプランを提案され、私に合っているなと思ったのでそのプランにしました。

また、プログラミング未経験の状態で1年間の学校の勉強をするだけでは就職できるレベルまで持っていけないので自己学習を中心に集中して勉強しなくてはいけないと伝えられていました。

私の場合はFrogさんの話やツイッターなどで情報を集めてみたを限り、1年間”ちゃんと”勉強すれば、未経験でもカナダでデベロッパーとして就職できる道は見えてきそうだなと感じました。感覚的な話になってしまいますが、ちゃんと勉強していけば、私の場合はうぬぼれも含めて「まあ自分なら就職までできるだろう」という気持ちが強かったため、日本で勤めていた会社を辞めてカナダに渡航する事自体に迷いもなかったです。

「1年間ちゃんと勉強をする」ということの難易度は私にとって低かったので、運などの要素も合わせて実現可能だと判断しました。

実際の難易度

今まで、私がどうやって今の仕事をゲットしたのかはブログやツイッターに具体的には書いてきませんでした。個人的にもくもく会などで聞かれたら答える程度にしていました。

何故かというと、どうやって仕事をゲットしたか知ったところで、その人が同じ道を辿れない、方法の再現性が低いためです。

どこまでブログに書いて良いか判断が難しいのですが、端的に言えば知り合いが働いている会社に入社しました。

普通の面接だけで、Techインタビューも受けずに仕事が決まりました。そういう理由でCo-op期間が始まる2ヶ月前からバイトとして働き始め、co-opが始まると同時にフルタイムの会社員になりました。

今の会社はカナダの一般企業で不動産業や建築、ホスピタリティ業など幅広くビジネスを展開しているグループ会社で、そこのIT部門のデベロッパーをしています。いわゆるインハウスデベロッパー的なやつです。

この仕事をゲットできた要因として考えられることは、

1. クラスの中でも割と「できる」位置にポジション取りをして、なおかつオンライン授業ではなく毎日学校に行っていた(いろんな人の印象に残る生徒でいたこと)

2. 簡単なデザインもできる

3. 声がかかった時点で、ポートフォリオやレジュメの用意ができていた(仕事の話だ!と思った時点で自分から送った。ポートフォリオの完成度から話がトントン拍子に進んだ)

4. 仕事を選り好みしなかった(EdTechの会社じゃないし、とかTechの会社じゃないし、という理由で蹴ったりはしなかった)

このあたりかな、と思います。

その他に日本の会社にアプライしてリモートで職歴を積むなど、自分なりに戦略をもって活動していましたが、コネ入社だったのでそこまでプラスには働かなかったです。

 

今の自分の状況について思っていること

1年で就職までこじつけたものの、体感の達成感は7割くらいですかね…。

そもそも業界未経験で数ヶ月しか勉強していないド素人だったので、仕事があるだけでありがたい、という立場なのですがTech系の会社じゃないことや、シニアポジションのデベロッパーがいないことなど、自分の理想とする職場環境ではないこと。バンクーバーの物価の高さや住宅事情なども相まって、給料は日本で働いていたときの倍くらいになりましたが生活の満足度が微妙なラインなことも要因かと思われます。未だにシェアハウス暮らしですし、生活に余裕があるとは言い難いです。

それでも、働きだしてからは日本よりも仕事面でのチャンスが多そうな印象から永住権が取れるなら取りたいなという気持ちに変わりました。(ただ、最近の永住権関連の変更で私のレベルだと数年以内に永住権を取得することが厳しそうなので、日本に帰るプランや他の国に移動するプランなど色々考え中です。)

今からカナダに来て私のように未経験からデベロッパーになってカナダの会社で働きたいという人がこの記事を読んでくれているのだどすれば、「永住権が取りやすいらしい」とかそういう外的要因(?)を理由に決めずに、プログラミングに興味があるからとかこの職種に直結する理由で選択することをおすすめしたいです。

全員がとはいいませんが、たとえ運良く未経験から1年で就職できても、私のようにそこが自分の理想とする環境に身を置けない可能性もあります(周りを見ていても何かしら妥協している人が多い印象、特にお給料や職場環境など)。

 

環境を変えようとしてみた

職場を変えようと思って、転職活動をしてみました。

結果として1件オファーが出たのですが、色々考えて蹴って同じ会社で働き続けています。

今はレイオフの波も怖いし、細く長く働ける会社で身を潜めている方が賢い選択なのではと思ったり、

オファーが出た会社はチーム開発の経験は積めそうで技術スタックも良さそうだったのですが、給料がそこまで高くならなかったっことや、Tech系の会社ではなかったことも要因です。

 

転職活動をしてみた印象

カナダに来る前にFrogの留学セミナーを聞いたとき(コロナ前だから3年前くらい?)にはReactができればワンチャン、みたいな感じだった気がするのですが、今はReactプラスなにかがないと厳しいという印象でした。

私が転職活動をしてオファーをもらえた会社(indeedで応募した)では、Tech系の問題を事前に解かされたのですが、HTML・CSS / Javascript / Git / React / Vue / Node・API のそれぞれについて15問くらい問われてスコアを提出しました。私は就職してからVueをちょっと自習していたので0点ではなかったこと、Front-endデベロッパーでありながらNode・APIの問題がちゃんと平均点以上取れていたのでなんとか先のインタビューに進めました。

インタビューでもTech系の質問でゴン詰めされ泡を吹く5秒前みたいな状態でなんとか答えたり知らないものは正直に知らないと言ってしまったりでしたが、ポートフォリオにまともに見えるプロジェクトをいくつか載せていたので(学校のプロジェクト期間に作って提出したもの)そこを見て評価してもらえたと思います。

1年カレッジで勉強しても、1年で持っていけるレベルに限界があると思うので、これからはより日本でどのくらい勉強・経験を積んで来れるかというのが大きな柱になりそう…?

そもそも、フロントエンドの募集が想像より少なく、フルスタックの方が多いなと思いました(時期によるのかな?)。

ジュニアに求められるレベルが上がっている、というような話も聞きますが、まずはReactを勉強してフロントエンドデベロッパーを目指す!という未経験者が目指す黄金レールも変わっていきそうです。

転職活動をしてみて得た収穫

この転職活動を通して、コネなしでも就職市場が厳しい時期でも自力でなんとか仕事がゲットできるととが分かったことが1番の収穫でした。

また、今後の自分の展望を考えるいいきっかけになりました。色々考えた結果、現在私はデザイナー志望ではありませんが、今の会社の学習補助を受けてBrainStationのUIコースを受講しています(スキルアップのための学費のサポートがあることも今の会社に残った要因の1つ)。

計画としては、自分の日本の大学で取得した学位を活かしつつ(身についてないけど、メディア系の学部でUIUXっぽい内容の授業も受けてた)、まずはFront-endデベロッパーとして他のデベロッパーとの差別化が図れたらいいなと。

CSの学位を持っている人たちと肩を並べてFull-stackのポジションを目指すよりも、短期間で可能性広げられるかなと思ったり…しらんけど。

今後も定期的にいろんな会社にアプライして、自分の実力と位置を確かめた方が良さそうだなと思っています。

 

まとめ

偉そうに物申す系の記事になっていないと良いのですが、実際に就職できました!という体験談はよく見かけるものの、働いてみてとうかというその先の話をしている経験談があまりないなと思ったので、自分の考えや印象をまとめてみました。もう少し華々しいことが書けたらよかったんですけどね…

総合的には、カナダに来て勉強をして、勉強した成果を発揮できる仕事が得られて、生活もできているので、「はなまる」。

ただ、その「はなまる」の状態に渡航前に抱いていた理想を透かすと、私のケースはズレが発生しているので、今後数年で修正していけたら良いなというのが正直なところ。ただ、永住権が狙えなさそうなので、カナダ滞在期間中に修正できるかは微妙…

就職してゴール!ではないな、と常々感じています。

自分が明日クビになるんじゃないか、など日本で働いていたときとは違う方向のストレスがあることは否定できませんが、大声で言いたいのは挑戦して後悔したことは1度もないということです。2年前のタイミングでカナダに来なかったら、挑戦しておけばよかったと後悔していたと思います。

ということで、今日のブログはここまでにしたいと思います。

今受けているUIのコースもなかなか興味深いので、コースを終えたらまとめたいなと思っています。ではまた!