コロナ禍のカナダ(バンクーバー)渡航の流れ、必要書類などのレポート(3月9日)

こんにちは。3/9に無事にカナダに入国しました、miaです。コロナ禍での渡航は、イレギュラーなことだらけでした。

これから渡航を控えている方も、不安に思っているのではないでしょうか。

私は不安しかなくて色々ググりつくし、隔離先のホテルに予約が本当に取れているか確認の電話を日本から掛けたり、自分で調べてもわからなかったことはエージェントに質問したりしていました。

あくまでも私の場合、の話しかできませんがこの記事がこれからカナダへの渡航を控えた方の参考になれば嬉しいです。念の為ですが、渡航時期やビザの種類、カナダの状況などの変化で私の記事に書いてあることが、読者のみなさまには当てはまらないこともあるかと思います。私はco-op留学なのでそれに沿った話も出てきます。カナダ入国以降の話はバンクーバー国際空港での話です。その点はご了承いただければ嬉しいです。

 

もくじ

渡航前日までに準備したもの

渡航に際し、必要な書類をファイルにまとめて準備しました。

私はクリアファイルに書類を入れて、クリアファイルの表紙に書類が入れてある順番がわかるように書類の名前を書いたマスキングテープを順に貼って準備しました。

この書類を見せてください、次はこの書類、とピンポイントに言われる場面が多いのですぐに取り出せるようにどの書類がどこに入っているかという場所が把握できていればどんな形式でも良いと思います。準備した書類は以下の通りです。全て印刷して紙媒体で持っていきました。正式名称が分からないものもあるので、私なりの呼び方になっています。また、提出する場面がなかったものもあります。

  • 渡航前に日本で受けたPCR検査結果の証明書
  • 学校の入学許可書とco-opレター
  • 飛行機のチケット控え
  • ビザ発行許可書
  • DLIリストの抜粋(自分の学校のところ)×
  • ArriveCANの登録済レシート(アプリでも登録情報が確認できますが、カナダに入ってうまくネットにアクセスできるか不安だったので紙で印刷して持っていきました。)
  • 3日間のホテルの予約確認書
  • BC州の隔離プランの提出済画面のスクショを印刷したもの×
  • FlyClearの登録完了メール(カナダの空港に到着したときに受けるPCR検査の事前登録)
  • ホテルからホームステイ先までのピックアップサービスのレシート×
  • ホームステイ情報(住所などが書かれているエージェントが用意してくれたもの)×
  • パスポートのコピー×
  • 英文の残高証明書×
  • 現地保険の証明書×
  • クレジットカーと付帯保険の証明書(クレカ2枚分)×

以上です。

書き出すと結構多いですが、このご時世での渡航の場合は備え過ぎているくらいがちょうど良いのかもしれません。

渡航の際にどこでも提出する場面がなかった書類については、項目の後に×をつけています。

渡航日の流れと、飛行機チェックイン時に必要だった書類

私が利用したのは成田→バンクーバーのJAL便です。

地方に住んでいるので、渡航日は朝から新幹線で東京に向かいました。地元の空港から成田までの国内線は全て欠航だったので新幹線で東京まで出て、そこから高速バスに乗って成田に行くことにしました。成田エクスプレスなどの電車も国内線と同じくコロナの影響で運行時間が限られていたりするので、地方から成田に向かう方は東京駅からバス、と言うのも選択肢の1つになるのではないかと思います。

成田空港でチェックインの際に必要になった書類は以下の通りです。

  • パスポート
  • Eチケット控え
  • ビザ承認レター
  • PCR陰性証明書(この書類だけは、グランドスタッフの方2人でダブルチェックをしていました。)
  • ArriveCANの登録済画面

以上です。

Arrive CANの画面を見せる際に、隔離ホテルの情報を入力するところまでやっているか聞かれました。おそらくアプリのアップデートで申告する項目が以前よりも増えているからだと思います。

エージェントからの事前情報では、渡航可能かを事前にカナダ側へ問い合わせることがあると聞いていましたが、私の場合はありませんでした。

飛行機を利用する人自体が少ないためか、チェックインは2−3時間前でなくてもできました。私は18:40発の飛行機でしたが、13:30にはチェックインしました。

出国審査後は搭乗ゲート付近でパスポートとチケットの確認が2回ありました。搭乗前に検温とアルコール消毒をして飛行機へ。

入国時の流れと、必要になった書類

飛行機がバンクーバーに着いたら、まずは税関申告をする機械があるエリアに向かいます。

その間に3日間のホテル隔離の予約ができているか呼びかける係の方がいました。

税関申告は日本語が選択できるので、簡単に手続きできました。自分の写真を撮られるステップがあるのですが、マスクとメガネは外さないとダメです。

税関申告が完了すると、機械から自分の顔写真付きのレシートが発行されます。そのレシートを持って入国審査ゲートに向かいます。このレシートは今後見せる場面が多いので、無くさないようにしましょう。

入国審査で提出を求められた書類は以下の通りです。

  • パスポート(マスクを一旦外して顔を確認してもらいます)
  • 税関申告レシート
  • 事前のPCR検査結果証明書
  • Arrive CANの登録済画面
  • ビザ承認レター
  • 学校の入学許可書(co-opレターも)
  • 3日間の隔離先のホテルの予約確認書

以上です。

確認が終わると、税関申告レシートの余白に赤茶色のペンでマークを書かれます。(これが何かはのちに判明)

私は言われた書類を自分でファイルから次々に出していくような形で対応しました。

パスポートにスタンプを押された後、隔離について説明されたプリントを1枚もらいました。また、3日間のホテル隔離やトータル14日間の隔離が必要な旨と破った場合に罰金が課せられる可能性があることの説明を受けました。

その後、緑の看板の下から入れる移民局に行くように言われました。

移民局での手続き

私は飛行機の席が前の方だったので、荷物の受け取りはあとにして先に移民局にて手続きしました。

移民局でのビザ発行で必要になった書類は以下の通りです。

  • パスポート
  • 税関申告レシート
  • 学校からの入学許可書(co-opレターも)
  • ビザ承認レター

以上です。

少し質問があるかなと思って構えていたのですが、何も聞かれませんでした。

待っている人は3人くらいでした。ワークビザの人は、ビザが出るまでに時間がかかっているような印象(前の人がワークビザを受け取りに来ていたのですが、後からきた私の方がビザの発行が早かった)。私の場合はco-op留学なので学生ビザとワークビザの2枚をを受け取り、名前のスペルミスやビザの期限を確認して手続きが完了しました。タイミングが良かったのか、ビザ発行までの時間は5分もかからなかったと思います。

移民局の出口から出て、荷物受け取り場所へ行き荷物を受け取りました。

 

空港でのPCR検査の流れ

荷物を受け取ったら、人の流れに沿って空港の出口方面へ向かいます。

途中に係の人が立っていて、税関申告の時のレシートを見せるように言われます。レシートを見せると、2つに分かれた道のうち、どちらに進めば良いか教えてくれます。

ここからは推測の話になってしまいますが、PCR検査の受付は2箇所あり、そこに向かう道が2つに分かれています。レシートに書いてあるマーク(入国審査の時に書かれたもの)を見てPCR検査の窓口に向かうレーンをしているのだと思いました。

受付に進む前にFlyClearの登録が済んでいるか、済んでいる場合はIDが分かるものを見せるように言われます。私は登録したときに送られてきたメールを印刷していたので、それを見せました。

PCR検査の受付に提出したものは以下の通りです。

  • Fly Clearの登録メールを印刷した紙
  • パスポート

以上です。

受付では、事前にflyCrearで登録した内容をモニターに映され、隔離先や電話番号が間違っていないか聞かれます。この時、カナダで使う自分の電話番号も覚えていなかったので少し待ってもらって情報を照らし合わせて確認しましたが、大丈夫だよ!と言う感じだったので緊張しなくて大丈夫です。

最後に白黒印刷のPCR検査受付表をもらい受付完了です。

レーンをさらに進んでいくと、個別ブースに分かれたPCR検査エリアがあります。ブースの手前にいる係の方が何番ブースに進めば良いか言ってくれるので、言われたブースに入ります。

ブースにいる担当者に受付表を提出すると、席に座るように言われてPCR検査の流れを担当者が説明してくれます。自分の名前と誕生日の書かれたシールを見せられて合っているか確認するように言われます。

検査自体は、日本みたいに鼻の奥まで綿棒を入れられることはなかったので痛みはありません。不快感を感じる手前の部分を左右両方15秒ずつぐるぐるされました。

終わったら、荷物を持って出口の方へ向かいます。出口付近で入国10日目に行うPCR検査キットを配っているので、1箱受け取りました。

これで全ての手続きが完了です。

 

空港から隔離ホテルチェックインまでの流れ

出口の前にガードマンのような格好の方がいて、ホテル名を聞かれます。

ホテルによってシャトルバスでの移動、タクシーでの移動など移動手段が異なっているようでした。私の場合は、自分でホテルに連絡して迎えを呼ぶように言われました。(ホテルからもそう指示されていました)

携帯でホテルに電話し、名前と空港に着いた旨、迎えにきて欲しいと伝えると、15分くらい待っていてと言われました。また、到着がちょうどお昼時だったので、ランチの用意が必要かも聞かれました。用意してもらうように頼み、待合スペースで迎え待っていると先程のガードマンのような格好の方が迎え来たことを知らせに来てくれました。

ホテルの名前が書かれた10人乗りくらいの車で(グアムとかハワイでの送迎でよく見るタイプの車)荷物を乗せてホテルに出発。

ホテルに着くと、裏口から入るように言われました。そしてかなり広い(多分結婚式場?)スペースに間を空けて椅子が並べられており、椅子に座って受付表を記入するように言われました。

受付表は、名前・電話番号・誕生日・メールアドレス・ホテルでの予約番号・隔離ホテル専用予約ダイヤルで伝えられた予約番号・チェックイン日と時間を書く欄があり、記入しました。

荷物を置いたまま(部屋に鍵をかけてくれましたが)、パスポートなど貴重品を持ってロビーにある受付に案内されました。

そこでは、パスポートとデポジットのためのクレジットカードの提出を求められました。クレジットは端末にセットし暗証番号を入力するタイプの対応でした。

ルームキーとwifiパスワードの説明、政府からのコロナ対応に関する書類を受け取り、受付は完了しました。

荷物を持って部屋に入って隔離開始となりました。ランチもすぐに手配してくれました。部屋の前にご飯を置いてくれるので(ノックして置いたことを知らせてくれる)、寝ていて受け取れなかったと言うことは今のところ発生していません。また、時間も過度に遅れることもないので、その点は安心しています。

 

以上、覚えている限りですが日本からカナダまでの渡航レポートでした。しっかりと準備をしていれば困ることはないかと思います。私の印象としてはスムーズで、難しい場面はなかったです。

少しでも参考になれば嬉しいです。残りの隔離期間頑張ります!