カナダのホテル隔離の予約が取れた話

現在は、オンラインでの予約が可能になっています。この話はオンライン予約ができるようになる前の話です。

2021年3月にカナダのバンクーバーへ留学する予定のmiaです。
カナダでは、新型コロナウイルス及び新型コロナウイルスの変異種への対策として、今までよりも厳しい入国制限・条件を実施することが決まったため、ホテル隔離の情報や予約について調べている方も多いのではないでしょうか。

ホテル隔離は留学生も対象となることや初期報道で2000ドル以上の費用になると言われていたことから、渡航延期を決めた方もいらっしゃると思います。

カナダのホテル隔離は渡航者が費用を負担し、予約するためには政府に指定されている予約専用ダイヤルへ電話して予約を取る必要があります。しかしこの予約専用ダイヤルが本当に焦るほど繋がりません。

このブログ記事では、カナダのホテル隔離対象の方で、なおかつ自分で電話予約をするという方に向けて私が実際に予約を取った方法や流れを紹介していきます。

近くカナダに入国する予定の方は、自分が入国可能なビザを持っているか、渡航に際してどんな対応を取らなくてはいけないのかなどご自身でしっかり確認を取ってくださいね。

ホテル予約の時期について

私は3月に渡航する予定なので、ホテル隔離の予約を取るために電話をする必要がありました。
現在では予約専用ダイヤルが大変込み合っているようで、48時間以内にカナダへ向かう人以外は予約する日時を後にずらすように推奨されています。
私は渡航日まであと２週間を切ったところで、48時間以内に出発するわけではありませんが予約を取ることはできました。
ホテル隔離が終わった後に、入国後14日目までの隔離期間を過ごす隔離先（ホームステイ）の手配をエージェントにしてもらっているため、私がホテルの予約を取れないとエージェントの方と迎えの手配などの話が詰められないため、推奨時間を無視して早めに予約の電話をかけました。

48時間以内に出発しないのに電話を掛けたことを咎められることもなかったですし、渡航日を伝えてもオペレーターの方は普通の反応でした。私個人的には、今の電話予約の体制が何の対策もなしに続くのであれば出発時間が48時間を切ってから電話をし始めるのはちょっと遅いかなと思います。それに、電話がつながるかは運ゲーみたいなところがあるので出発時間が迫っているほど焦るしストレスになると思います。私は3月の渡航ですが、つながるまでの時間は胃が痛かったです…

そのため、留学エージェントが代行してくれるのではなく、自分で予約しなくてはいけないことが分かったら早めに電話を検討することをおすすめします。（4月渡航の人とかはまだ早いかもですが）

電話前の事前準備

まずはカナダ政府の案内ページを見て、概要を把握しました。

何が聞かれるのか確認して、答えることを紙にまとめました。私が電話した時点では、言語は英語かフランス語の２択で、英語でコミュニケーションを取らなくてはいけなかったので答え方を事前に考えて準備をしました。質問項目としてwebサイトに出ている項目は以下の通りでした。

traveller name(s)
date(s) of birth
gender (male, female, or undisclosed)→聞かれなかった。
arrival city and date
payment information
special requests and accessibility concerns→聞かれなかった
pet information→聞かれなかった。渡航は1 人でするのかは聞かれた。
email address
この他に、電話が切れてしまったときのための連絡先を聞かれるので国番号を含めて電話番号を伝えられるようにしておくと良いと思います！

私の場合は回答を用意しておいたこともありスムーズに予約を取ることができました。

電話を掛ける媒体、通話切断対策について。

電話をかける媒体はskypeにしました。Twitterなどの情報では短い人で3時間、長い人で最大48時間待ったというツイートをしている人を見かけたため、電話料金が取られることが怖かったからです。

私はskypeアカウントを2つ持っているので、toll-freeの番号の方に電話をするアカウントと、カナダへの国際通話無制限のプランの無料体験版を申し込んでcollectの番号へ掛けるアカウントで分けて同時に電話をしていました。

なぜこのようなことをしたかというと、skypeの場合は通話時間が約20分くらいをすぎると自動で通話が切断されてしまうことが多いためです。私が何度も電話してみて分かったことは20分、40分、1時間半のタイミングで切れることが多く、通話時間が2時間を越せば3時間まで通話が切断されずに待つことができるということです。3時間というのは1つの節目のようで、3時間以上かけたくても多くの人が3時間で通話が切断されてしまうようです。(カナダ国内から、例えば留学エージェントに電話をかけて貰う場合などは3時間以上でも通話が切断されないのかもしれません。)

最終的に予約が取れたのは、3時間で運良く通話が切断されなかったときで約4時間待った後でした。（実はその前にも4時間切れずに繋がっていて、やっと繋がったと思ったら少し話したところで通話が切れてしまったことがありました。電話番号を伝える前だったので、もう1回4時間コース体験からの予約でした。4時間待てたのは2回、かな？）

通話が自動的に切れてしまうので、繋がるのを待っていたトータル時間は3日間で20時間くらいになると思います。

最終的に電話が繋がって話ができたのはcollectの方の番号でしたが、その前にはtoll-freeの番号で一瞬通話できたので（接続が悪かったのか少し話したら切れてしまった）番号による繋がりやすさの違いはないかと思います。また、collectの番号で予約の話ができたときも、最後の最後で予約番号を伝えられる場面で電話が切れてしまったので接続の安定さの違いもないかなと思います。全ては運、としか言えないです。

そのため、私はこんな面倒な方法でトライしましたが、複数のskypeのアカウントでtoll-freeの番号だけに掛け続けてもよかったのかなと思います。通話が切れたら掛け直すということを何度も繰り返すので根気がいりますが、何回線か確保していれば片方が切れても片方が生きているので、また何時間も待つのかという絶望感が少し緩和されます！！とにかく掛け続けるを繰り返して、なんとか、がんばりましょう…！

予約電話の流れ

電話を掛けると、英語かフランス語かを選ぶアナウンスが流れます。英語を選択した後（1番だったはず）、入国に関する質問かホテル予約か（ちょっと記憶があやふやです。違っていたらごめんなさい！）聞かれるのでホテル予約の方を選択します。

その後に担当者に繋がるまで待つ悪魔のような時間が始まるわけですが、その間聞こえる音に変化があるので不安になりました。具体的には音楽、コール音、無音、誕生日や飛行機の情報を準備しておくように言われるアナウンス、たまにFAXみたいなビーという音の５つの音の種類がありました。無音になってしまっていても、通話時間を示す秒数が進んでいれば切れていないので、心配になって途中で切ってしまわないようにしてください。切ったらまた始めからになってしまいます。

担当者に繋がった後に、情報を聞かれた順番は

どこの空港に到着するか
名前
飛行機の便名と到着日と到着時間／　ここで到着日の曜日も聞かれました
誕生日
メールアドレス（このアドレスに予約した情報をが送信されます）／　1つのアドレスを伝えた後に、他に送りたいアドレスがあるか聞かれました。心配だったのでもう1つ別のアドレスも伝えましたが両方に予約確認メールは届きました。
希望のホテルはあるか／　値段重視だったので、一番安いホテルを聞いてExecutive Hotel Vancouver Airportにしました。到着日や空き状況によって案内されるホテルは変わってくると思います。ここで、ホテルを指定すると空いている部屋のタイプ、スタンダードかキッチン付きのスイートか、その部屋の3日分の値段を教えてくれるので、希望の部屋を決めて伝えます。
クレジットカード情報　カード番号と有効期限を伝えました。また、カードの種類も聞かれました。私の場合はVISAと答えました。
次に予約番号を伝えられましたが、その途中で通話が切れてしまいました。

予約できているか不安でしたが、30分も経たずに予約メールが送られてきました。メールには予約番号も書かれていたので、安心しました。